割烹 喜作 店主の森義明と申します。この度は当店のホームページへお越しいただき、誠にありがとうございます。
港区は麻布十番駅からほど近く、喧騒を離れた一角に、割烹 喜作は店を構えております。

当店の屋号「喜作」は、店主の祖父の名から取りました。
椎茸の人工栽培を日本で初めて成功させたのが、祖父 喜作でした。
しいたけ栽培に失敗し悲嘆に暮れる老農夫を助けるべく、人工栽培方法の研究に明け暮れ、失敗や挫折を繰り返しながらついに確立、種駒製造会社の設立など椎茸の人工栽培の礎を築くに至り、貧困に苦しんでいた多くの農民から歓喜の声が上がりました。

しかし祖父は、決してその喜びに慢心することなく、常に努力を重ね生涯を椎茸・きのこの研究にささげたのです。

当店のシンボルマークには“喜”の字の縦線が一本しかありません。

ご来店いただくお客様に常に“喜”んでいただくこと、またそのお喜びの声をさらなる精進の糧とすること。この二つの思いを込めております。

カウンター越しに弾む即興性、作り手とのコミュニケーション。

個室で堪能する空間の美と心を込めたおもてなし。

割烹料理の醍醐味を味わいに、是非一度ご来店くださいませ。